ホットクック調理の美味しさの秘密を考える
ホットクックのシチュー系は美味しさが違う
唐揚げやお寿司、ラーメンなど美味しい物は色々ありますが、ホットクックで作る特にシチュー系のメニューは美味しいです。
でも、他のものと美味しさの質が違うんですよね。下記は野菜タップリの無水カレー、噛めば噛むほど玄米の歯ごたえがよく味が出てきます。それとカレーの辛み、野菜の甘みが絡み合って美味しいんです。
こちらは、トマトシチューです。トマトの酸味と野菜の甘みが本当に美味しい
クリームシチューも牛乳と小麦粉だけで作れて、これも野菜が甘くて美味しいんです。
やはり、美味しさの秘密は野菜の甘みでは無いのかと調べてみました。
見つけました。サツマイモの事例ですが80℃で調理をすると90℃、100℃で調理した場合と比較してサツマイモの糖度が増すと言う研究結果です。
私の使ってるホットクックKN-HW24C-Rは消費電力800Wで火力としては弱いです。恐らくヒーター部分は600Wなのかも?
サツマイモは、加熱することでデンプンから麦芽糖が生成され、おいしさが増します。上述の
温度条件を参考に、低温スチーム処理の温度や時間を変え、糖度の変化を調べました。その結果、80℃帯で処理することで、最も糖度が高まることがわかりました。
改めてホットクックのタイマー調理における加熱制御ですが、説明書によると一度100℃まで加熱するようです。この100℃まで上げる時間が長いので美味しいのかも?
先日鶏となすびのオースター炒め、具材重量約700gでしたので、沸騰温度に達するまで16分とすると、シチューの具材約1800gが沸騰するまでの時間は
16×700/1800=41分
この沸騰までに掛かる時間がホットクックで作る特にシチュー系メニューの美味しさの秘密なのかもしれません。